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ホノカアボーイ
どうして僕たちは何かを失って、
大人になるんだろう。
ハワイ島の北、忘れられた町ホノカア。
僕が出会った風と、恋と、ごはん。


今日は時間がありそうだから、映画を観にいこう!
わたしが映画館へ足を運ぶのは、こういう感じが多いので、前からチェックしておいた映画のときと、映画館指定で今やっている映画を見るときとにたいてい分かれる。で、今回は後者なのだけど、この映画のことはテレビを見なくて世間の情報に疎いわたしの耳にも入ってきていて、こないだ美容院の若い子が話していたなと思い行って来ました。
                
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The Duchess: ある公爵夫人の生涯
18世紀にも、スキャンダル―

イギリスの貴族に生まれたジョージアナ・スペンサー。17歳の彼女が嫁いだのは、世界でも最も裕福な貴族のひとりデヴォンシャー公爵。イギリス中の誰もを魅了する知性と美にあふれる彼女を愛さないたったひとりの人物、それは彼女の夫デヴォンシャー公爵だった。
                
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「彼女の名はサビーヌ」
映画『彼女の名はサビーヌ』“女優サンドリーヌ・ボヌールが
自閉症の妹に贈る「映画」という「抱擁」”


もう日が経ってしまいましたが、先日、日仏学院で行われた映画「彼女の名はサビーヌ」の試写を観て来ました。
自閉症の妹を長年に渡って撮ってきた女優のサンドリーヌ・ボヌールが、初の監督作として制作したドキュメンタリー映画。このぐらいの情報のみ、きっと暗く重い映画なのだろうなというある意味覚悟を持って行ったのですが、それはいい意味で裏切られたように思います。

20代、生き生きとしていた頃の美しいサビーヌと、今の彼女の姿を交互に映すことで、何が彼女をこうまでも変えてしまったのか、どうしてこうなってしまったのか、カメラを持っている姉で監督であるサンドリーヌ自身の訴えがとても強く込められているのを感じました。知性さえあふれ、明るくはっきりとした言動の自分の映像を見て涙を流すサビーヌ。「嬉しくて泣いているの」、その言葉に、涙に、心がキュッとなりました。

「ねえ、明日も明後日も会いに来てくれる?」
そうひたすら繰り返す彼女の言葉は、彼女の心の底にはりついた「不安」を必死に訴えているようで、せつない。サビーヌの心も、サンドリーヌの心も。

とてもよかった。
暗い映画ではありません。おすすめです。
今週末、2/14(土)から渋谷アップリンクにて公開。(この映画館もおススメ!)

*彼女の名はサビーヌ Elle s'appelle Sabine
2007/フランス/85分
監督・脚本・撮影: サンドリーヌ・ボネール
オフィシャルサイト
                
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おいしいコーヒーの真実

”あなたが飲む1杯のコーヒーから、世界のしくみが見えてくる”
世界中で、一日に約20億杯も飲まれているというコーヒー。毎日わたしたちがコーヒーに支払う金額はいったいどこへいくのでしょう。コーヒー産業は今世界的にブームとなっているというのに、コーヒー農家は困窮しひとびとは教育も食事さえもまともにできていないという事実。コーヒーを飲むより多くの人々、そしてコーヒーを提供するカフェの経営者たちに、是非見て欲しい、いや見なくてはいけない、そんな映画が「おいしいコーヒーの真実」です。

トールサイズのコーヒー1杯330円。
コーヒー農家に支払われる金額は・・・?



事実を知ることはもちろん、その後のわたしたちに求められるのは「賢い消費者になる」こと。安さばかりを求めるのではなく、そのコーヒーがどのような過程を経てわたしたちの手元に届いてくるのかを知り、コーヒーの生産者たちの生活を壊してしまわないため、それに見合う金額を支払うことが必要ではないでしょうか。この映画を見たら、もう街中にあふれるあのコーヒー屋さんにはいけなくなりました。かといって、じゃあどこにいったらフェアトレードのコーヒーを飲めるのか、そう思ったらコーヒーさえも飲みたくなくなりかけたけれど、そうしたら元も子もない。世の中のコーヒー屋さん、どうかこの映画を見てください!そして気軽にフェアトレードのコーヒーを街中で飲めるような世の中にして欲しい。
とりあえずは、家で飲むコーヒーからフェアトレードものにシフトしました。

コーヒー好きのみなさん、「おいしいコーヒーの真実」を知ってください。

おいしいコーヒーの真実オフィシャルサイト

※2008/12/15にDVDが発売されました。下記サイトで購入&予告編の視聴などできますのでぜひ◎
http://www.uplink.co.jp/webshop/log/002822.php
                
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赤い風船・白い馬
アルベール・ラモリス監督の「赤い風船」は1956年にカンヌでパルムドールを、またその他多くの映画賞を受賞した名作であるにもかかわらず権利の問題で上映される機会が限られていたいわば「伝説の作品」とも呼べるものだそう。この時代のフランス映画が好きと言っているくせに、わたしはこの映画のことを知らず、この夏日本でデジタル・リマスター版が劇場公開されるといういことで初めて存在を知りました。そして運よく試写で見ることができました。

しかも今回の上映はラモリス監督のもう一つの傑作、「白い馬」との2本立て。それぞれ36分と40分の短い作品なのだけど、これはたっぷり楽しめました。どちらも会話はすごく少なく、「白い馬」では少年と馬の表情や動きに釘付け、「赤い風船」ではやはり少年と、今度はなんとも不思議な赤い風船にとにかく釘付け!モンマルトルかしら?と思わせる当時のパリの街並みも興味深いのです。

                
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paranoid park
どうして僕は人を殺すことになったのだろう―

カンヌ国際映画祭の60周年記念賞を受賞したという「パラノイド・パーク」。監督ガス・ヴァン・サント×撮影クリストファー・ドイルとくれば、見ずにはいられません。
コロンバインハイスクールの悲劇を新しい視点(と私は思った)で描いた「エレファント」を思わせるポイントがところどころに感じられる。点と線をつなぐようなストーリー展開、アメリカのハイスクール、その頃特有の悩み・葛藤を抱くティーンエイジャーたち。それに今回は「主人公のモノローグ」がプラスされ(公式サイトの監督インタビューを読むと、これは原作がそういうスタイルであったからということ)、彼のさまざまな気持ちを表情や音楽・映像と照らし合わせ読み取る。この映画のコピー「どうして僕は人を殺すことになったのだろう」の答えを探るように・・・。

観終わったあと、夕暮れ時の渋谷の喧噪に飲み込まれ、
いろんな思いが頭をよぎった。
日が長くなってきたせいで、まだ明るくてよかった、
とちょっと思いながらも、やや気が滅入ったかもしれない。
見るときの心境、シチュエーションにもよると思うけれど、きゅんとする、いい作品です。

*Paranoid Park
2007年/アメリカ・フランス/85分
監督・脚本:ガス・ヴァン・サント
原作:ブレイク・ネルソン
出演:ゲイブ・ネヴァンス 、 テイラー・モンセン 、 ジェイク・ミラー 、 ダン・リウ

                
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パリ、恋人たちの2日間 / 2 days in Paris

大人の恋は、甘いだけじゃない―

ジュリー・デルピーが脚本・監督・製作・主演・音楽・編集を手がけたというパリを舞台にしたラブ・コメディ「パリ、恋人たちの2日間」。久しぶりに「面白かった〜!」と観終わったときの爽快感を味わえる作品でした。
カンヌ映画祭で「パリのウッディ・アレン」と評されたという本作品、まったくその通りうなずけるウィットとヒューモアに富んでいて知的で本当に面白く、最初から最後までクスクス笑いが止まらないのです。ウッディ・アレンが大好きな私にはまさにツボにはまる作品!
                
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MY BLUEBERRY NIGHTS
かなり長い間楽しみにしていた作品なのに、公開されてもなかなか見ない・・ということが多い私。これまたかなり出遅れてようやく見てきました!朝一、ガラガラの映画館にて(笑)

ウォン・カーウァイなのに英語?オールアメリカロケ?撮影はクリストファー・ドイルじゃないの?・・・などなど最初からどうなんだろうとドキドキでしたが、感想は、やや違和感があったものの、やはりウォン・カーウァイ映画だった。

正直、日本人俳優をつかった「2046」から、ほんの少しだけれど私の好むウォン・カーウァイの世界が変わってきたという思いは捨てきれないものの、本作を見ていると一瞬「花様年華」を見ている感覚になり(実際「花様年華」で使われた音楽がそのまま流れるあのシーンはまさに!)、時に「欲望の翼」を思わせ、七三分けの警官がトニー・レオンとかぶり、ジュード・ローが「恋する惑星」の金城武に見え、そしてマギー・チャンが脳裏をよぎる・・。ウォン・カーウァイの映画をみていて面白いと思うのは、そういうところが理由のひとつでもあったりして。

さて、ウォン・カーウァイ、今後はどこへ向かっていくのでしょう。
次は誰を使うのでしょう。(ノラ・ジョーンズ×ジュード・ロウ、よかったと思う。)

*MY BLUEBERRY NIGHTS
2007/仏.香/95分
[監督][製作][脚本]ウォン・カーウァイ
[出演]ノラ・ジョーンズ ジュード・ロウ デビッド・ストラザーン レイチェル・ワイズ ナタリー・ポートマン


                
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ボルベール<帰郷>

ママ、話したいことが
ヤマほどあるの。

女たち、流した血から、花咲かす。


去年公開のペドロ・アルモドヴァルの最新作、VOLVER。アルモドヴァル作品はたいていチェックをしているのに、なぜだか惹かれなかった本作品・・。友人からDVDを借りたのでようやく見たのですが、どうして今まで見なかったのか悔やまれました。やはりアルモドヴァル、映像がとても美しく、色彩センスがものすごくよい。そしてとてもとても繊細。
6人の登場人物の女優すべてがカンヌ映画祭の女優賞を獲得したというのも驚きでありながら、いやはや納得。ストーリーは割愛しますが、ペネロペ・クルス演じる主人公のライムンダになぜかすごく共感してしまって・・がんばれ!と叫びたくなる。そして、大丈夫だよ、と。

とにかくVOLVER、アルモドヴァルの傑作!といっていいのではないでしょうか。
素敵な一本です。
                
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COMANDANTE
アメリカが上映を拒絶した問題作―

アメリカ人監督オリバー・ストーンが、キューバの最高指導者フィデル・カストロに対して行った3日間にもわたる密着インタビューを通して、フィデル・カストロの素顔に恐らくはじめて触れることができるドキュメンタリー映画、コマンダンテ COMANDANTE。カストロが撮影を中止したいといった時はいつでも止めるという条件であったそうだけれど、実際に一度もカメラを止めることはなく、撮影は30時間にも及んだという。そして、公開前にカストロが「検閲」をすることも一切なかったそう。

訪れた大学のキャンパスで、学生や市民から「フィデル!フィデル!」との大歓声を浴びる。その様子はカメラの有無などまるで関係なく、みな心から声援を送っているのがすごくよく分かる。(日本の政治家で、このようなことが起こり得るのか、それには大きなクエスチョンマークが浮かぶ・・。)

カストロに30年間ついているという通訳の女性、言葉の通訳だけでなく、彼の脳みそまで通訳できているのではないかというぐらい、彼女の存在にもとても感心してしまう。
これは、本当に面白い。とてもとても興味深い作品です。おすすめ。

コマンダンテ COMANDANTE
2003年/アメリカ・スペイン/100分
監督:オリバー・ストーン
撮影監督:ロドリコ・プリエト
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:フィデル・カストロ、オリバー・ストーン
                
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