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金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館、今年開館5周年だそうです。行きたい行きたいと思い続けて5年、ようやく行って来ました!

日本の美術館にはとても珍しく、館内の大部分で写真撮影OK!そしてかなり広い範囲で無料ゾーンがあり、円形の建物には4箇所ほど出入り口があるので街のあちこちからふらりと入って行けるのがとても魅力的。
マイケル・リンによる加賀友禅をモチーフにした壁画。
今やっているのは「愛についての100の物語」。「オープン・ダイアローグ(開かれた対話)」をキーワードに、様々なジャンルのアーティストたちを集め「愛」をめぐって語り合う場を創造するというコンセプトの企画展。個人的にはラファエル・ロサノ=ヘメルの「Pulse Room」という作品がとっても印象的でした。数は忘れてしまったけど、200だか300の点滅する電球がビッシリと部屋の天井に吊る下がっていて、金属のレバーのようなものを握ると自分の心拍数が目の前の電球に送り込まれ、そしてそれが天井の電球に反映されるというしくみ。「はい、これがあなたの心拍数です」と言われ見上げるそれは、なんとも不思議!あと何百人かの心拍数が送り込まれるまで、わたしの心拍数を刻む電球はあの部屋に残るのです。
こんな感じ↓


直島ですっかり虜になってしまったジェームズ・タレルの作品「blue planet sky」もあり、なんとここは無料ゾーン!ちょっと分かりづらい場所にあるからか、とても空いていて貸切状態も何度もありました。時間とともに変化する空と光の色に吸い込まれるような感覚がクセになり、何度も何度も、翌日も(!)戻ってきてしまいました。

あちこちで画像を見ていた「スイミング・プール」も。

この日は金曜日で夜8時まで開館のため、かなりじっくり楽しめました。円形の館内をぐるぐるぐるぐる、一体何周しただろうか・・・。時間と太陽の角度によって変化していく風景が面白くてもう止まらないわたしなのでした!

無料ゾーンは金曜に限らず夜10時までやっているというのもすごい!ライトアップされた姿もとても素敵。もう何年も前だけど、こちらのブログ(アート&デザイン、建築好きな方へおススメ!)で夜の様子を見て「絶対に夜も!」と思い続けて本当に正解。大満足、大興奮、大満喫の21世紀美術館でした。近くにあったらいいのにな、こんな場所が。近くにないから、いいのかもしれないけれど!
                
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はんこのnorioさん×巣巣×オアハカ・リンド
以前ここにも書いたはんこのnorioさん。お会いしたときにホームページ製作中!とおっしゃっていたのがようやく完成したようでお知らせいただきました。ちょっと前にもらってたのにバタバタして紹介できず(ごめんなさい)にいたら、来月またnorioさんのはんこワークショップ開催というお知らせが今度は等々力の巣巣よりきたのであわせてアップしまーす。norioさんで検索してここにくる人がとても多いので、彼女の人気っぷりがうかがえますね。

*「はんこを作ろう」by norio @巣巣の初夏のワークショップ
詳しくは巣巣のホームページをご覧下さい。

*norioさんのホームページ:http://www.noriohanko.com

オアハカ・リンド―メキシコのキュートな町 (私のとっておき)それから巣巣イベントもう1件、メキシコ・オアハカの素敵な本「オアハカ・リンド」の著者アンダーソン優子さんと巣巣とのコラボレーションで「メヒコ・リンド!」が来週から開催されます。trensaのメキシコ雑貨販売、GLAUBELLのメキシココーヒースタンド、スライド&トークなど気になる木がむくむくと育っています、わたしの頭の中!スライド&ドーク(要予約)ではなんと、祐天寺のカフェ、margoのチョコレートケーキがもらえるとか。margoも本当にすてきなお店、こちらも要チェックです◎

はんこのnorioさん×巣巣×オアハカ・リンドそしてmargoと、わたしが密かなファンになっている方々がこうして繋がってちょっとびっくり、そして嬉しい。
                
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まぼろしの薩摩切子展
サントリー美術館で開催中のまぼろしの薩摩切子展、行ってきました!去年の鹿児島旅行ですっかり薩摩切子に魅了されているわたし、「まぼろしの」なんて名前がついたら行かずにはいられません。幕末の数十年間に一気に興隆し、はかない運命を遂げた薩摩切子。その誕生から終焉までの歴史を160点ほどの作品とともに見せてくれるこのエキシビジョン、1点1点宝石のようにオーラをともない(ようにわたしには見える)輝く薩摩切子にはため息が・・!西洋からやってきた無色透明のカットガラスは当時「ギヤマン」と呼ばれていたそうで、「義山満」といった当て字も使われていた様子が伺えます。語源はダイヤモンドを意味するポルトガル語の「ディヤマンテ」、と聞けば「ほほほう」ではありませんか!篤姫の徳川家輿入れの際に島津斉彬が作らせたといわれているお雛様用の道具一式や、ここで初公開となる貴重な作品も多々あり、切子ファンには必見です。5/17までやっているので、機会があればぜひ!
                
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norioさんのハンコ

わたしは何を隠そう「ハンコまにあ」です。昔から妙にハンコに惹かれてしまうところがあり、消しゴムで似顔絵はんこを彫ってみたり、名前や住所のオーダーはんこも国内や中国へ旅行したときなどにいくつか作りました。でも最近一番ホットなのはnorioさんというハンコ作家の方のハンコ!
                
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英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展@MAM

つい先日、英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展を見に森美術館:MAMへ。森美術館へ行くのはちょっと久しぶり、振り返ってみたら最後に行ったのは去年の6月!随分ご無沙汰した模様。ここは夜10時までやっているのが嬉しい。たいてい平日の夜に行くので空いているのがまた嬉しいのだけど、今回は週末の夜というのと、終了まであと1週間ほどということもあり結構人が多かった。
英国の現代アートをにぎわせるターナー賞の歴史を、年代順に追っていくこの展示、なかなか面白かった!現代アートって正直結構理解に苦しむものもあるけれど、ストレートに響いてきて、ふむふむなるほど、と関心することも多い。これをどうやって思いついたんだろう、とあれこれ想像してみるのも面白かったりするし、あっ!という驚きや、ふふふという笑いもあったりしてなかなか楽しいものだった。

気に入ったものはいくつかあるんだけれど、一番はどれかと聞かれたら、わたしは99年受賞のスティーヴ・マックィーン作品かな。映像作品なので、見始めたタイミングによっては面白さが半減するんじゃないかと思うけど、わたしはバッチリのタイミングだったみたいでかなりツボだった。

英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展、森美術館にて7/13まで開催中。

                
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BAUHAUS
先週のことですが、東京藝術大学大学美術館で開催中の「バウハウス・デッサウ展」へ行ってきました。
BAUHAUSといえば、学生時代、デザイン科に入ってまず学んだことのひとつで、当時のわたしにとても大きな印象をのこしたあのBAUHAUS校舎の写真。確かにうんと古びた写真なのに、それがそのとき70年以上も前に作られたものだということに、ただただおどろいたまだ10代の自分を思い出します。(そう書きながら、あ、あれからもう10年以上経ってしまったのか・・ということにさらにおどろき・・・!・・・なんて書くと、どんどん思い出話にそれていってしまうので軌道修正・・・。)

バウハウス・デッサウ展」、閉館時間(5時)を知らず3時半ごろ見始めたので、ずいぶんのんびりと鑑賞していたら最後は駆け足になってしまい残念でしたが、なかなか楽しめました。でも本当は一番最後のほうの校舎のデザインほか建築に重点を置いた部分をもっとじっくり見たかった!もろもろ、計画的に行動するということは、時にとても重要ということですね。あは。(あれ、今回の収穫はそんなことではないんですが、まあそれは各々の心に留めておきましょう。)

                
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フリーダ in 絵本
フリーダ・カーロの絵本があるということを、ヤスエさんのinspirationsで知ったのはもう1年以上も前のこと。それからだいぶ経った頃、その絵本にスペイン語バージョンがあるということを知り、勉強のため、と意気込んでクリッククリック!して手元にやってきたペケーニャ・フリーダ。(しかも¥663って、安すぎ!?)
ソフトカバーの、シンプルな装丁の絵本だけれど、中身は色彩豊かで思わず笑顔がほころんでしまうような、すばらしい内容。フリーダのなんとも複雑でドラマチックな人生を、すばらしいイラストとともにまとめているこの絵本は、小さな子供をもフリーダワールドへ引き込んでいくことでしょう。(ディエゴ・リベラやイサム・ノグチはでてきません、そこは絵本なので、ね。)
                
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建築の記憶―写真と建築の近現代―
今月31日まで東京庭園美術館で開催中の「建築の記憶―写真と建築の近現代―」展に行ってきました。

建築は絵画のように飛行機にのせて移動し、別の地で展示するなんていうことは当然できない。その代わり建築は、写真によって直接訪れなくても体験することが可能です。時間とともに変化(老朽化など)してしまうことが避けられないこともあり、写真にてその作品の完成時の状態・ディテールを「保存」することはきっととても大事なことでしょう。
もちろん、実際にそこへ行き自分の目でみて雰囲気を体感することは写真で見るのとは全然違うけれど、写真を通しての建築体験は私も数多くしてきており、実際にここへ行った時この空間に足を踏み入れたそのときのことを想像してみることはとてもドキドキ、ワクワクするものなのです。

この展覧会で展示されている建築作品の多くは私もまだ見ぬものがほとんど。
日本に残る建築物を撮影したもので最も古いという写真は、明治時代に建てられた熊本城を写したもの。(写真に写っている人々の姿も興味深いです)そこから始まる展示は、江戸城、帝国議会議事堂、有栖川宮邸などに続き、現代の代々木体育館、青森県立美術館などに至るまで写真と資料を通してとても興味深く魅せてくれます。かなり満足の内容で楽しめました。

展示されていた作品のいくつかは、こちらのページでも見られます。
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20080320a1.html


この庭園美術館は都内では私のお気に入り美術館のひとつ、建物と庭園がほんとうに素敵です。(こちらに写真あり)また、咲き始めた大きな桜の木がとてもきれいでした。ああ、いつの間にか桜の季節がやってきたんだなあと一気に心が踊ります。今年はいろんなところで桜をたっぷり楽しもう!と決意。さあ、まずはどこへ行こうかな〜あ・・・!


「建築の記憶 - 写真と建築の近現代」展
会場: 東京都庭園美術館
スケジュール: 2008年01月26日 〜 2008年03月31日
住所: 〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
電話: 03-3443-8500 ファックス: 03-3443-3228
                
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Marc Jacobs & Louis Vuitton
マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~

パリのコレットで完売してしまったというマーク・ジェイコブスのドキュメンタリー。ルイ・ヴィトンという一流ブランド、とてもお堅い、伝統的なブランドのデザイナーにマーク・ジェイコブスが97年に抜擢され以来新しい風を吹かせ、ブランドとしての地位をさらに高めた・・・というのはよく知られていることでしょう。でもその裏側は・・・?
マーク・ジェイコブスという人物、彼の仕事に対する姿勢、そのプロフェッショナルぶりにとても感銘を受ける。あのデザインができるまでの小話やコレクションまでのてんやわんやをマーク・ジェイコブスの密着取材を通してたっぷり楽しめます。クールで華やかな世界もやはりこういう面があってこそなのだなと再認識。
彼の友人のソフィア・コッポラ、ユマ・サーマン、村上隆、草間彌生などの大物アーティストたちも出てくるし、これはとっても面白い。ひとりの人間として、とても興味深い天才デザイナーマーク・ジェイコブス。ファッションがすごく好き!というわけではなくても、ルイ・ヴィトンもマーク・ジェイコブスの服やバッグが好きじゃなくても、かなり楽しめると思います。おすすめDVDです!

マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~(amazon.co.jp)
楽天ブックスでも買えます。
                
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ルノワール+ルノワール展
Bunkamuraミュージアムで開催中の「ルノワール+ルノワール展」へ行ってきました。画家の父ピエール・オーギュスト・ルノワール(ルノワールと聞いてパッと浮かぶのは画家のルノワールですね)と息子で映画監督のジャン・ルノワール。この巨匠親子の日本初共演ということです。

Bunkamuraミュージアムは比較的こぢんまりとした美術館なので、展示数もそこそこですが、今回おもしろいのは、父ルノワールの絵画とならんで息子ルノワールの映画から数十秒〜数分を抜き出した映像が展示されていると言うこと。父の描いた作品が、息子の映画の中で再現されていて、それをうまく対比させながらの観賞はなかなか興味深いものでした。息子ルノワールの撮った映像の中に、父ルノワールの世界を感じる。面白いです。

ジャン・ルノワールの映画鑑賞会もあるとのこと。国立フィルムセンターのは来月開催なので是非行ってみたいと思います。あのモンマルトルのムーラン・ルージュの誕生ストーリだというルノワールの「フレンチ・カンカン」、見たーい!

ルノワール+ルノワール展
                
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